グローバリズムの功罪

グローバリズムが引き起こした功罪
 グローバリズムの進展で
医療や基本的人権思想などが世界中に広まり
そのために多くの人が救われましたが
 一方で、それまで考えられなかったほどの
悲惨なことも下記のように起きてきました。
現在も下記のようにとんでもない惨劇を
起こし続けています。


現在の悲惨な出来事

1.日本での契約社員の増加

  グローバル化によって
 資本はより安価な労働力を求めていく。
 莫大な投資をして省力化を計るのは
 大きなリスクを伴うからだ。
 できるだけ避けたいと願う。
  例えば、介護ロボットの開発に
 投資するよりは安価な介護人を
 東南アジアから入れる方が
 投資しなくて良い。
  その結果、介護に従事する日本人が
 労働の国際競争にさらされて
 賃金が低く抑えられたままになってしまう。
  もっと、介護ロボットに投資して
 介護従事者はロボットを使った
 介護運営のノウハウを身に着けるべきだ。
 介護の労働生産性を上げるべきだ。
 掃除ロボット・お話記憶ロボット(認知症の人の助けになる)
 入浴ロボット・料理ロボット・買い物ロボット
 などいくらでも開発ターゲットはあるし
 AIが進展している現代では夢の話ではない。
 投資リスクの問題だ。
 介護ロボットが普及して
 介護従事者に余裕ができれば
 医療・食べ物・リハビリなどの勉強に励む
 時間もとれる。
 介護者の付加価値も上がり
 賃金も上げられるのではないか?
  リスクを嫌う投資家に投資させて
 気楽な契約社員に頼るやり方を
 変える必要がある。
 こうしたことは、ほかの産業などに関しても
 言えることだ。
 

2.難民問題

  独裁者の圧政や戦争 などで生活できなくなった
 人たちが、生存するために他国に逃れているが
 そのために、自国ではいつまでたっても
 まともな国づくりができない。
  人が生きていくための基本は
 自分が所属している集団や国を改良して
 より良いものにしていくことが基本だ。
 それを諦めて他国への移住は
 最後の手段とすべきだ。
  それができないから
 やもなく他国へと逃れるのだろうが
 それを無条件に受け入れると
 永久に問題が解決できなくなってしまう。
 後顧の憂いを残してしまう。
 もっと慎重に対応すべきだった。

過去の悲惨な出来事

1.奴隷制
  ポルトガル商人がアフリカに銃を輸出して
 アフリカのある部族が銃を手にして他の部族を圧倒して
 奴隷にした。この奴隷をポルトガル商人が買い取り
 アメリカに輸出した。
 黒人奴隷制度はグローバリズムによって引き起こされたと言える。
  アメリカの奴隷解放はグローバル化に
 やや否定的な共和党政権のリンカーンによって
 なされたことを理解する必要がある。

2.アヘン戦争
  産業革命の進展でお茶を飲む習慣ができ
 中国大陸からイギリスはお茶を輸入するようになった。
 このお茶の支払代金を確保するために
 インドで麻薬の栽培を始めて
 この麻薬を中国へ無理やり輸出した。
 
3.植民地
  アフリカやアジアの多くの国が
 植民地になってしまったが
 これはグローバル化の中で起こった。

4.皆殺しにされたインディアン
  遺伝子研究の進展で
 南米の人たちに男系のインディアンの遺伝子が
 ほとんど残っていないことが明らかにされた。
 女系の遺伝子のみが残されている。
 つまり男のインディアンはスペインによって
 皆殺しにされた。

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